ヤマハ2023年モデル・PAS Babby unシリーズ・PAS Kiss mini un SP・PAS Crew新製品が発表されました。
2023年モデルのヤマハの電動アシスト子供乗せ自転車はココが変わった
電動スイッチパネルがスマートクロックスイッチに変更
2023年ヤマハの電動アシスト自転車の電源スイッチパネルが、液晶5ファンクションメーターからスマートクロックスイッチに変更されました。
従来のスイッチパネルで好評だった左下に小さく表示されていた時計表示が、2023年モデルでは全面にフューチャーされました。
スマートクロックスイッチは従来の電源スイッチパネルと比べるとずいぶんとスリムになりました。
新しい機能としては、バッテリーの残量が20%を下回るとLEDランプの点滅とブザーで知らせてくれるようになりました。ブザー音は設定でOFFにすることもできます。
ちなみにブザーはずっと鳴り続けるわけではありませんのでご心配なく
スマートクロックスイッチの時計表示にはボタン電池が必要になります(購入時には付いてきますので自転車販売店さんがセットしてくれると思います)。
セレクトできる機能表示は・バッテリー残量(%)・残りアシスト距離(km)・消費カロリー(kcal)の3種類です。通常はバッテリー残量がマスト表示になるのではないでしょうか。
走行モードの切り替えボタンはわかりやすい位置にありますが、電源ボタンやライトのボタンは慣れるまでわかりにくいかもしれません。
電源ボタンがわかりにくい=お子さんがイタズラしにくい・・・というメリットもあります。
(チャイルドロックボタンのように、電源ボタンをロックすることも可能です)
個人的には、従来型のスイッチの方が直感的に操作しやすかった気がします。
操作に慣れてしまえばそれほど問題はないかと思います。
おじいちゃんやおばあちゃんがお迎えに使用する場合は、ちょっとわかりにくいかもしれません・・・。
電源スイッチパネル(スマートクロックスイッチ)以外の機能は2022年と2023年モデルではほとんど変化なし。
2023年モデルのヤマハの電動アシスト自転車はスマートクロックスイッチの採用が一番の変更点ですが・・・。
それ以外の機能はほとんど2022年モデルと変更ありません。
2023年ヤマハ子供乗せ電動アシスト自転車のラインナップ
2023年ヤマハ子供乗せ電動アシスト自転車のラインナップは以下の通りです。
PAS Babby un SP/ PAS Babby un SP coord./ PAS Babby un SP coord. 30周年限定モデル
PAS Babby un SPシリーズは、前後20インチタイヤ、折りたたみ機能がついた後ろ乗せチャイルドシート(ハグシート)標準装備。
バッテリー容量は15.4Ah。
バッテリーがほぼ空の状態からフル充電までにかかる時間は約4時間。
1充電あたりの走行距離はスマートパワーモード(標準モード)で約58km、強モードで約51km、オートエコモードプラス(バッテリー消費は少ないがアシストパワーも少なくなる)で約75kmです。
別売りのフロントチャイルドシートを取り付けることで前後にお子さんを乗せることが可能(3人乗り自転車)。
フレームデザインはU字型でまたぎやすいデザイン。コンパクトなので、駐輪場などでの取り回しもしやすいと思います。
スタンドを立てると自動的にハンドルロックがかかるので、駐輪時の転倒を予防でき、お子さんの乗せ降ろしも安心です。
PAS Babby un SP(パスバビーアンスーパー・リヤチャイルドシート標準装備)
PAS Babby un SPのカラーラインナップは、ディープレイクグリーン、ピュアパールホワイト、マットブラック2(ツヤ消しカラー)、マットグレイッシュベージュ (ツヤ消しカラー)、パウダーブルー2 (ツヤ消しカラー)の5色。
PAS Babby un SP coord. (パスバビーアンスーパーコーデ・リヤチャイルドシート標準装備)
PAS Babby un SP coord.は、PAS Kiss mini un SP(バビーアンスーパー)のおしゃれデザインモデル。機能は変わりませんが、デザイン仕様が異なります。
PAS Babby un SP coord. のカラーラインナップは、アンティークレッド(ツヤ消しカラー)とミスティグリーン(ツヤ消しカラー)の2色。
PAS30周年記念の数量限定モデルのマットディープグリーンも発表されました。こちらはメインフレームに30周年の記念エンブレム付き。
PAS Babby un SP coord.には、鋲つきのテリーサドル、バイカラーのタイヤ、レザーテイストのグリップ、バイカラーのリヤチャイルドシートが採用されています。
PAS Babby un(リヤチャイルドシートなしモデル)
後ろ乗せチャイルドシートがついていないシンプルな電動アシスト自転車が、 PAS Babby un (パスバビーアン)。
PAS Babby un SPシリーズとはバッテリ容量が異なり、バッテリー容量は12.3Ah。
バッテリーがほぼ空の状態からフル充電までにかかる時間は約3.5時間。1充電あたりの走行距離はスマートパワーモード(標準モード)で約46km、強モードで約41km、オートエコモードプラス(バッテリー消費は少ないがアシストパワーも少なくなる)で約60kmです。
今はまだ、子どもはいないけど、将来的に必要になるかも・・・という方にオススメです。
PAS Kiss mini un SP(パスキッスミニアンスーパー)
PAS Kiss mini un SPは、前後20インチタイヤの電動アシスト自転車に、お子さんを包み込むような前乗せチャイルドシート(コクーンルーム)を搭載。
バッテリー容量は15.4Ah。バッテリーがほぼ空の状態からフル充電までにかかる時間は約4時間。1充電あたりの走行距離はスマートパワーモード(標準モード)で約59km、強モードで約53km、オートエコモードプラス(バッテリー消費は少ないがアシストパワーも少なくなる)で約78kmです。
別売りの専用後ろ乗せチャイルドシートを取り付けることで前後にお子さんを乗せることが可能(3人乗り)。
スタンドを立てると自動的にハンドルロックがかかるので、駐輪時の転倒を予防でき、お子さんの乗せ降ろしも安心です。
ハンドルの軸の上にチャイルドシートがあるので、運転がしやすいので、自転車が苦手なママにもオススメ。前乗せチャイルドシートにお子さんを乗せると、お子さんの様子が見えるので安心感があります。
カラーラインナップはミスティグリーン(ツヤ消しカラー)、ピュアパールホワイト、マットブラック2(ツヤ消しカラー)、アンティークレッド(ツヤ消しカラー)、マットグレイッシュベージュ(ツヤ消しカラー)、ディープレイクグリーンの6色。
PAS Crew(パスクルー)
PAS Crew(パスクルー)は、前後24インチタイヤ、折りたたみ機能がついた後ろ乗せチャイルドシート(ハグシート)標準装備。
バッテリー容量は15.4Ah。バッテリーがほぼ空の状態からフル充電までにかかる時間は約4時間。1充電あたりの走行距離はスマートパワーモード(標準モード)で約60km、強モードで約56km、オートエコモードプラス(バッテリー消費は少ないがアシストパワーも少なくなる)で約78kmです。
別売りのフロントチャイルドシートを取り付けることで前後にお子さんを乗せることが可能(3人乗り自転車)。
前後24インチタイヤなので、背の高いママや、ご夫婦で共用される方にオススメのサイズ感の子供乗せ自転車です。
カラーラインナップはマットグレイッシュベージュ(ツヤ消しカラー)、マットブラック(ツヤ消しカラー)、ディープレイクグリーンの3色。
2022年モデルと2023年モデルのヤマハの電動アシスト子供乗せ自転車。機能以外の変更点は?
お値段アップ
機能アップよりお値段アップが気になる最近の自転車業界ですが。
ヤマハの電動アシスト自転車も昨年モデルよりお値段が上がっています。
例えば、カタログベースですが。
2022年モデルのPAS Babby un SPのメーカー希望税込価格は¥168300でしたが、2023年モデルPAS Babby un SPのメーカー希望税込価格は¥176000に上がっています。
オプションのチャイルドシートやレインカバーを取り付けると20万円くらいかかりますので、予算はしっかりと確保しておくことをおススメします。
保険などの安心サポートが充実(有料含む・ネット申し込み・クレジット決済)
2023年モデルのヤマハのカタログでは、保険などの情報が昨年より充実しています。
自転車購入後にご自身で登録や加入が必要になりますので、ぜひ、事前にチェックしておいてください。
ユーザー登録でバッテリー保証延長や盗難保険が利用できる
通常バッテリーの保証期間は2年ですが、ユーザー登録をすることによって、保証期間を3年に延長することができます。
また、ユーザー登録することで、無償でメーカの3年間の盗難保険を利用することができます(盗難保険利用時に自己負担金あり)
バッテリー盗難補償(有償)e-安心プラスone
新車購入時のみ加入可能な、バッテリー保証サービスに加入することができます。
(ネット加入・クレジットカード決済のみ)
3年間で税込¥3300。更新不可。
新車購入時のみの加入となり、防犯登録日または納車日から30日以内であれば加入可能。30日経過後は入れないため、ご購入・納車時の加入がオススメ。
バッテリー再調達時のメーカー希望小売価格(税抜)×30%の自己負担が発生します。
ちなみに新品のバッテリーの購入価格は約4~5万円です。
最近バッテリーの盗難は増えているので、検討されてみてはいかがでしょうか。
個人賠償保険付き自転車専用ロードサービス(有償) e-レスキュー保険365
パンクやバッテリー切れ、自転車の不具合で自走できなくなったとき、子供乗せ電動アシスト自転車は重くて、大きくて、自転車屋さんまで運んでいくのは至難の業。
お子さんが一緒の時など、身動きがとれなくなり、それはもう絶望的な気持ちになります・・・。
そんな時のために、加入しておくと安心なのが、ロードサービス。自走できなくなった自転車を車に乗せて自転車店(修理してくれるお店)に運んでくれるサービスです(※人は運んでもらえません)。
自転車店まで故障した子供乗せ電動アシスト自転車を運ぶのは、とても大変なので、有償ですが、安心を買う気持ちで、ロードサービス付き保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。
長くなってしまいましたが、2023年ヤマハの電動アシスト子供乗せ自転車について、ざっくりとまとめてみました。
新しいモデルが出始めの頃は、入荷数の変動が激しいので、4月からの入園に間に合わせたい方は、こまめに在庫状況をチェックしてみてくださいね。