パナソニックの後ろ子乗せタイプの電動アシスト自転車にはギュットクルームRシリーズとギュットアニーズシリーズの2つのラインナップがあります。
パナソニックの後ろ子乗せ標準装備ギュットシリーズは4製品
ギュットクルームR・EX、ギュットクルームR・DXとギュットアニーズDX とギュットアニーズDX26の4製品があります。
ギュットクルームR /ギュットアニーズのタイヤサイズ
ギュットクルームR・EX/DXとギュットアニーズDXは前後20インチタイヤの低重心タイプ。
ギュットクルームR・EX
ギュットクルームR・DX
ギュットアニーズDX
タイヤが小さい子供乗せ自転車は、車高が低いので、お子さんの乗せ降ろしがラク。スタンドを立てる時も負荷が少なくなり、ママにやさしい仕様になっています。
(2023/03/26放送のがっちりマンデーでも説明がありましたね)
ギュットアニーズDX26は前後26インチタイヤを採用。普通のママチャリと同じような感覚で乗ることができます。
ギュットアニーズDX26
背の高いパパとママでしたら、低重心の20インチタイプにこだわらずに、ギュットアニーズDX26を選ぶのはぜんぜんアリです
ギュットクルームRとギュットアニーズDXの共通仕様
バッテリー容量は4車種すべて16Ah。4.5時間でフル充電ができます。
1充電での走行距離はギュットクルームR・EX/DXとギュットアニーズDXは同じ。
オートマチックモード約60km、パワーモード約50km、ロングモード約86kmとなっています。
(タイヤサイズの大きいギュットアニーズDX26は1充電での走行距離はプラス10km)
すべての車種はスタンドを立てるとハンドルロックがかかるのでお子さんの乗せ降ろしの際、自転車が倒れにくくなっています。
ここまで見てくると、何がどう違うの?と思われる方が多いと思います。
では、それぞれの違いを見ていきましょう。
後ろ子乗せタイプギュットクルームR、ギュットアニーズのそれぞれの違いは?
電子キーがあるのはギュットクルームR・EXだけ
ギュットクルームR・EXはラクイック搭載モデル。
電子キーをバックに入れておけば、自転車の電源スイッチを押すだけで後輪のサークル錠が開きます。
忙しい時やお子さんから目が離せない時など、自転車のカギが見つからなくて出発できない・・・ということがなくなります。
ただし、バッテリーの充電の際は、バッテリーを取り外すときに通常のカギが必要になります。
電子キー+通常のカギ(物理キー)の両方をバッグに入れておくと安心です。
チャイルドシートの違い。ギュットクルームRのクルームリヤシートと、ギュットアニーズのプレミアムリヤチャイルドシート
ギュットクルームRとギュットアニーズのわかりいやすい違いはリヤチャイルドシートです。
ギュットクルームR クルームリヤシート | ギュットアニーズ プレミアムリヤチャイルドシート | |
| ||
サンシェード | 標準装備 | なし 別売りのレインカバーでサンシェードの代用可 |
ヘッドレスト | Combiエッグクッション | ヘッドレストには発泡スチロール製のクッション |
シートベルト | 股の付近にあるベルトを引いて調整 | チャイルドシートの背面にあるレバーを引いて調整 |
ギュットクルームRのクルームリヤシート
ギュットクルームRのクルームリヤシートはコンビとの共同開発で、コンビの車のチャイルドシートと似ています。
エッグクッションという卵を落としても衝撃を吸収しちゃうような高機能のクッションがついています。
開閉できるメッシュ素材のサンシェードがついているのも魅力(取り外しも可能)。
個人的にイマイチだなぁと思う点は、シートベルト調整。
お子さんが座った状態で股下部分にあるボタンを押したり、ベルトを引っ張ったりして長さを調整するのですが、レインカバーをつけている時などは、手を伸ばさなければならず、ちょっと調整しにくい感じがします。
ギュットアニーズのプレミアムリヤチャイルドシート
ギュットアニーズのリヤチャイルドシートはOGK社製。
エッグクッションはついていませんが、ヘッドレストの高さ調整ができます。
シートベルトは股の部分でバックルを留める5点式シートベルト。シートベルの長さはチャイルドシート背面にある赤いレバーを引くだけでOK です。シートベルト調整はかなり使いやすいと思います。
ギュットアニーズにはサンシェードは標準装備ではありませんが、別売りのレインカバーの上部パーツを利用してサンシェードとして使用することができます。
(ただし、その場合、サンシェードはメッシュではありません)
ドライブユニットの違い
ギュットアニーズでは従来型のドライブユニットを使用していますが、ギュットクルームでは新型カルパワードライブユニットを採用しています。
カルパワードライブユニットは従来型と比べ900g軽量化。
平地でのスピードの伸びを感じられたり、低速ギアで坂道を登った時のから回し感が以前より少なくなっています。
違いはあるのですが、実際に乗り比べてみないとわからない感じではあります・・・。
スイッチの違い
ドライブユニットの違いに関連して、液晶スイッチパネルのデザインも違います。
ギュットアニーズはエコナビ液晶スイッチ4SL、ギュットクルームは液晶スイッチ5を採用しています。
エコナビ液晶スイッチはエコ走行(モーターに負担がかかっていない走行)時に緑のランプが点灯するのですが、正直、全く必要のない機能です。
ギュットクルームの液晶スイッチ5の画面はシンプルでとても見やすいデザインになっています。
デザインの違い
デザインの違いは一目瞭然なのですが。
ギュットクルームは、丸くてやさしいフォルム、ギュットアニーズは、角ばってシャープなフォルムとなっています。
かなり好みが分かれるデザインになります。
デザインで選ぶのも全然アリだと思います。
価格の違い
お値段は高い順に、
ギュットクルームR・EX>ギュットクルームR・DX>ギュットアニーズシリーズ
となっています。
少しでもお安く抑えたい・・・という方にはギュットアニーズがオススメです。
納期の違い
現時点でのご案内になりますが。
品薄で手に入れにくい順に、
ギュットクルームR・EX>ギュットクルームR・DX>ギュットアニーズシリーズ
となっています。
ギュットクルームR・EXはいつも品薄状態です。
ギュットクルームR・EXの購入を検討されている方は、納品までに時間がかかるのを覚悟した方がいいかもしれません。
ギュットクルームR・EX/DXとギュットアニーズはそれぞれこんな方にオススメ
- サンシェード標準装備が欲しいならギュットクルームR
- 背の高いパパやママならギュットアニーズDX26
- カギを探す時間がない、子供から目が離せないパパママにはギュットクルームR・EX
- できるだけ軽い後ろ子乗せ自転車が欲しいギュットクルームR・DX
- できるだけ安く揃えたいご家庭にはギュットアニーズ
パナソニックの後ろ子乗せタイプの電動アシスト自転車えらびのポイントはこんな点をめやすにしてみてはいかがでしょうか。
ギュットクルームR・EX
ギュットクルームR・DX
ギュットアニーズDX
ギュットアニーズDX26