ブリヂストンbikke GRI dd新製品発売
今年のブリヂストンは出足が速い!
bikke GRIの2018年モデルが発表になりました。
その名もbikke GRI dd(ビッケグリディーディー)。
『ddって何?』
と誰もが思ったはず。
ddは両輪駆動システム(DUAL DRIVE/デュアルドライブ)の略のようです。
2017年モデルまでは子供乗せ自転車の両輪駆動モデルはbikke GRIしかなかったのですが、2018年モデルではbikke MOBにも両輪駆動モデルが追加され、bikke MOB ddが発売されることになりました。
そんなわけで、ブリヂストンでは両輪駆動モデルと後輪駆動(一般的な電動アシスト自転車)との区別をするためにddが付いたようです。
では、2017年モデルのbikke GRI ddのスペックをチェックしてみましょう。
bikke GRI ddの特徴
bikke GRI ddは前輪24インチ、後輪20インチの両輪駆動タイプの電動アシスト自転車。
パパが乗ってもママが乗ってもちょうどいいフレームサイズになっています。
バッテリー容量は14.3Ah相当 (361wh(36.5V*9.9Ah))。フル充電にかかる時間は約4時間10分。
回復充電(回生充電)できるので、長い下り坂などでブレーキをかけると、走行中に充電することができます。
アシストモードがオートモードの場合の走行距離は約58km。
パワーモード時は約42km、エコモード時は約82kmとなっています。
bikke GRI ddではチェーンではなくカーボンベルトドライブを採用。
チェーンのように伸びたり、錆びたりしないので、メンテナンスが楽なのが魅力です。
お子さんの乗降時にかかせないハンドルロックは、ハンドル右付近にあるレバーを操作するテモトデロックIIを採用しています。ハンドルから両手を離さない状態で、自分のタイミングでハンドルロックを開閉できるので安心です。
bikkeシリーズでママ達に人気なのが、チャイルドシートの開閉式のグリップバー。
お子さんを後ろ乗せにした時、開閉式のグリップバーがあるとお子さんが立ち上がったりできないので、安心感があると好評です。
2017年モデルのbikke GRIと2018年モデルのbikke GRI ddの違い
20117年モデルのbikke GRIから2018年モデルのbikke GRI ddの変更点
電源パネルスイッチの変更
旧モデルの電源スイッチパネルスイッチはバッテリー残量表示はゲージ式でバッテリー残量がどのくらいあるのかイマイチわかりにくいものでした。
2018年モデルのbikke GRI ddで新しく採用されたスマートワンタッチパネルは、残りバッテリーが何パーセントあるのか数字で表示されるようになり、とてもわかりやすくなりました。
アシストモードの表示もわかりやすくなったので、アシスト切り替えもしやすくなりました。
フロントバスケットの容量がアップ
2017年モデルのbikke GRIではかなりタイトな奥行きのフロントバスケット(前かご)が付いていたのですが、2018年モデルのbikke GRI ddではフロントバスケットの奥行きが約4cmアップ。
ギュットアニーズやPAS Babby unと比べるとかなり小さかった前かごが、そこそこ使えるサイズにアップしました。
坂道発進の改善
2017年モデルのbikke GRIは急坂でもパワフルに登り切ることができてはいたのですが、坂道の途中で停車した状態から走り出す坂道発進時に瞬時に力強くアシストしてくれず、もたつく印象がありました。
2018年モデルのbikke GRI ddはこの点が改善されているとのことです。
できることなら坂道で試乗して確かめたい点ですね。
bikke GRI ddのカラーは?
bikke GRI ddのカラーラインナップはホワイト、ダークグレー、ディープグリーン、リバーブルー、アンバーオレンジに新色のランドベージュが追加されました。
bikkeシリーズはオプションパーツのカラーを選ぶことによって、オリジナルコーディネートができるのがウリ。
そんなわけで、チャイルドシートのクッションも別売りとなっています。
自転車購入時には、リヤシートクッションの購入を忘れないようにしてください。
bikke Gri ddを選ぶポイント
bikke GRI ddの良いポイント
bikke GRI ddは、子供乗せ電動アシスト自転車を初めてみたパパにウケがいい、パパの第一印象ナンバーワンな男心をくすぐる子供乗せ自転車です。
ハイスペックで小径タイプの子供乗せ自転車の中ではカッコイイデザイン
両輪駆動(デュアルドライブ)でパワフル。激坂も安心!
一般的な電動アシスト自転車は後輪駆動なので、後ろから押されるような感覚があります。
bikke GRI ddは両輪駆動駆動なのでどちらかというと地面を掴んで力強く走るといった感覚になります。
bikke GRI ddには長い下り坂などでブレーキをかけることによって、充電ができる回復充電機能があります。
走りながら充電できるというのは魅力的です。
またモーターブレーキがあるので、長い下り坂などでブレーキレバーを強く握り続けなくて済むのはママにとって安心です。
チェーンではなくベルトドライブを採用しているので、静かでメンテナンスも簡単。
前輪24インチ、後輪20インチでパパに小さすぎず、パパが乗ってもカッコイイ甘すぎないデザインやチャイルドシートクッションなどのパーツをカスタマイズできるのも他のメーカーにはないbikkeシリーズのポイントです。
パパだけでなく、激坂が心配なママ、回復充電、甘すぎないデザインに魅力を感じるママも多いです。
bikke GRI ddのイマイチポイント
ハイスペックでカッコイイ系のデザインのbikke GRI。その反面イマイチポイントも
前輪にもモーターが付いているので、自転車本体が重い。
回復充電機能などがあるため、液晶パネルスイッチは残りバッテリー残量(パーセント表示)と走行モードのみの表示。残りバッテリーでの走行可能距離などは表示されないので、少し不便かもしれません。
2018年モデルでは少し改善されたのですが、PAS Babby unやギュットアニーズDXと比べるとフロントバスケットが小さいです。
二重のV字型フレームはシュッとしたデザインでカッコイイが、自転車をまたぐ時に足を引っ掛けやすい。
チャイルドシートクッションがオプションでついていないので、自転車本体を購入をする際、一緒に購入をする必要があります。ハンドルグリップやサドルカバーなどもカスタムするとさらにコストアップします。
ハンドルロックが右ハンドルにあるレバーを操作するテモトデロックなので、ハンドルロックの開閉が必要(習慣になれば全く問題がありませんが、PAS Babby unとギュットアニーズDXはスタンドを立てるだけでハンドルロックがかかる)
bikke GRI dd は、実際にお店で確認してからの購入を
bikke GRI ddはカッコイイ見た目と両輪駆動、回復充電、ベルトドライブなどの機能が魅力的な電動アシスト子供乗せ自転車です。
実際自転車に触ってみると、想像していたより重かったり、またぎにくかったり、カゴが小さかったり・・・と感じることがあるかもしれません。
パパが気に入っても、ママにとって扱いづらい場合もあります。
パパもママも実際にbikke GRI ddに試乗してからの購入をオススメします。
2018年bikke GRI ddが発売されたことによって、2017年モデルののbikkeGRIの価格が下がっています。
旧モデルでもOKという方は在庫限りになりますので、早めのご注文をオススメします。
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