ヤマハから2017年新製品の電動アシスト自転車子ども乗せ自転車「PAS Kiss mini un」が発表されました。

2017年モデルの新商品PAS Kiss mini un

2017年モデル新製品はフルモデルチェンジしたため、2016年モデルのPAS Kiss miniシリーズから大きく仕様が変わりました。

今回の発表されたPAS Kiss mini unのバッテリー容量は12.3hになったので、2016年モデルで同様バッテリー容量のPAS Kiss mini XLとスペックを比較してみようと思います。

チャイルドシートのデザインが一新。コクーンルームを採用

PAS Kiss mini unと2016年モデルのPAS Kiss mini XLの違いで一目で気がつくのが、フロントチャイルドシートです。
2017年モデルのPAS Kiss mini unではお子さんを包み込むようなチャイルドシートのコクーンルームが採用されました。

お子さんを包み込む形で、安心感アップ。
足まわりの風防にもなるので、寒さ対策もできそうです。

フロントガードが大きく下がるようになって、お子さんの乗せ降ろしがしやすくなりました。今までのチャイルドシートと比べて高く抱き上げなくてもお子さんを座らせることができます。

2017年モデル　ギュットミニDXのフロントチャイルドシート

ギュットミニDXのフロントチャイルドシートは包み込まない分、省スペース化や軽量化しているので、正反対なデザインになりますね。

ハンドルロックがテモトデロックからスタンド連動式ハンドルロックに変更

長い間ヤマハで採用されていた、ハンドル付近のレバー操作によるハンドルロックシステム（テモトデロック）がなくなり、スタンドを立てると同時にハンドルロックがかかるスタンド連動式ハンドルストッパーが採用されました。

パナソニックのギュットシリーズと同じようにスタンドを立てるだけでハンドルロックがかかるようになったので、ハンドルロックの掛け忘れや、解除忘れの心配がなくなりました。

アシスト力がアップ。PASシリーズ最高レベル星6つに★★★★★★
アシストが2016年モデルのに比べてパワーアップしました。
お子さんを2人乗せたり、坂道の走行が今まで以上に楽になりました。

新型フレーム登場。ワイヤー内蔵で見た目スッキリ。前モデルと比べて軽量化も。
車体の全長が少し短くなって、小柄なママでもスタンドを立てやすくなりました。
サドル形状も改善され、サドルを持ち上げながらのスタンド立てもやりやすくなりました。
車体の重さも2016年モデルのPAS Kiss mini XLと比べると約3kg軽量化されています。

液晶スイッチパネルが大きく見やすく進化。チャイルドロックでお子さんのいたずらも防止。
液晶パネルスイッチスイッチボタンのデザインが新しくなり、機能・表示項目が追加されました。

・液晶パネル自体が少し大きくなり見やすくなりました。
・強モード、標準モード、エコモードがグラフィック表示に変更点されました。
・バッテリー残量が常時グラフィック表示され確認しやすくなりました。
・時計表示が新たに追加されました。
・電源ロックボタンが追加。お子さんのいたずら防止にも効果的。
・アシストオフモードが追加。メーター機能を使用しながらアシストオフして走行できるようになりました。

液晶画面は明るく大きくなって見やすくなっています。
今までになかった時計表示が地味に便利です。
前乗せチャイルドシートに乗ったお子さんが電源スイッチに興味を持ってボタンを押してしまうのを見かけるのですが、2017年モデルは[機能表示切替ボタン/selectボタン]を3秒長押しすれば、電源ロックをかけることができます。
これでお子さんのイタズラも防止できます。