ヤマハ2025年モデルPAS Babby,PAS Kiss miniは2024年モデルとどこが違うか調べてみました

PAS Babby(PASバビー)

2025年モデルPAS Babby / PAS Kiss の新商品がフルモデルチェンジで登場

2025年1月30日に発売されるヤマハ発動機株式会社の新型「PAS Babby」と「PAS Kiss」は、昨年モデルから大きくモデルチェンジしました(値段も進化↑)。
2024年モデルまでは商品名の末尾にSPやunがついたり、つかなかったりでしたが、2025年モデルからはunやSPの文字がなくなり、バビーやキッスミニといったシンプルな名称に変更されました。

ヤマハの2025年モデルカタログに載っている子供乗せ自転車はバッテリー容量がすべて15.8Ahになりました。


2025年1月30日から販売とはなっていますが、既にネットや店頭で販売が始まっていますので、今日は特に機能的な変更点について書いていこうと思います。

1. 制動力向上のためのブレーキ変更

新型モデルでは、制動力をさらに向上させるため、ブレーキシステムが改良されました。前輪には高い制動力を発揮するVブレーキを採用し、後輪には大型フィン付きローラーブレーキを装備。この変更により、雨天時や荷物が多い状態でも安定して停止できるようになり、安全性が大幅に向上しました。

一般的にVブレーキのゴムはキャリパーブレーキのゴムより減りが早いので、定期的な自転車屋さんでの点検やブレーキシューの交換がより必要になるので注意してください。

2. 新型リヤチャイルドシート「ハグシートプラス」の搭載

「PAS Babby」に搭載される新型リヤチャイルドシート「ハグシートプラス」が進化しました。
主な改良点は下記の通りです。

  • 開閉式ハンドルバーの追加:今までパナソニックのギュットやブリヂストンのbikkeに採用されていたリヤチャイルドシートのハンドルバーがようやくヤマハのBabbyでも採用されることに。
  • 座面クッションの改良: 長時間の移動でもお子さまが快適に過ごせるよう、座面のクッション性が向上。
  • カラー展開: ブラックとホワイトの2色展開に。

3. サドル調整機能の改良

新型モデルでは、体格の異なるママ・パパが共用しやすいよう、サドルの調整機能が進化しました。
今までのシート調整ピンでは、パパとママで頻繁にサドルの高さ調整をしていると、シートポスト(サドルの下の棒の部分)にキズがいっぱいついたり、シートを上げ下げする時にシートポストをささえる車体のフレームが変形してしまうことが稀にありました。車体部分のシートポスト差込部分が変形してしまうと直すことはほぼ不可能です。
今回サドルをまっすぐ上げ下げするガイドもついたし、クイックレバー採用でサドル調整の負荷が少し減ると思われます。

クイックレバーを外して簡単にサドルが盗まれる可能性があるため、サドル盗難防止のワイヤー錠などを併用することをおすすめします。サドルと一緒にバッテリーの持ち手部分にも通せばバッテリーの盗難防止にもなりますよ。

4. 値段の上昇

ヤマハのPAS kiss mini un、PAS Babby un2025年新型モデルは大幅な機能向上を反映し、昨年モデルと比較して価格が上昇しています。

2025年モデルの変更点にあまり魅力を感じない方や、価格を抑えたい方は、2024年モデルの在庫を確認して手に入れることをおすすめします。

2024年ヤマハ パス バビー アン SP PA20BSPR

まとめ

「PAS Babby」と「PAS Kiss」は、ママ・パパ両方の使いやすさを追求し、より安全にするために進化しました。ブレーキやチャイルドシートの改良、サドル調整機能の向上など、新たな機能が満載です。見た目のデザインも2024年モデルと比べるとかなり変わっています。

もう自転車店に並び始めていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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