では前かご兼チャイルドシートタイプの子ども乗せ自転車のメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
メリット
- 前乗せシートが広く、ヘッドレストもあるので、チャイルドシートの乗り心地がよい。
- 前輪(20インチや22インチ)の上の低い位置にチャイルドシートがあるので、お子さんの乗降をさせやすい。
- チャイルドシートが低い位置にあるので、運転する人の視界を遮らないので、前方がよく見える。
デメリット(イマイチなところ)
- リアチャイルドシートを取りつけて3人乗り(幼児二人同乗)した時、荷物を入れるスペースがない。
3人乗りの場合、保育園や幼稚園の送り迎え程度でしたら、チャイルドシートに座っているお子さんに膝の上で通園バッグを持ってもらうぐらいはできると思います。
でも、ある程度のお買い物をするとなると、荷物を載せるスペースがないので不便です。おむつ買いたいんだけど、どうやって持ち帰ろう・・とか途方に暮れてしまいます。
※たまにハンドルや後ろ乗せチャイルドシートに荷物を引っ掛けて自転車に乗っている方を見かけますが、非常に危険ですので、絶対にしないでください。
- 電動アシスト自転車にチャイルドシートを後付する場合と比べると本体重量が重い。
- 子どもが大きくなったら、いかにも子供乗せ自転車なデザインがイヤになったりする。
前かごがチャイルドシートになっている点もあるので、一概には言えないのですが、YAMAHAのPAS KissとPAS Raffiniの重量を比較すると、パスキッスの方がラフィーニLより約4kg重いです。
お子さんを載せているときにはとても便利な前バスケットがチャイルドシートの子供乗せ自転車ですが、お子さんが小学生になって乗らなくなると、急に、デザインや重量が気になりはじめたりします。
★対処方法★
アンジェリーノeやPAS KISS、ギュットなどの専用リア用バスケットは、前カゴチャイルドシートを取り外してその代わりに取りつけることができます。
前かごチャイルドシートを取り外して、軽いバスケットに付け替えることによって、自転車の重量も少し軽量化されます。また、
見た目も、いかにも子供乗せ自転車なデザインから、シティサイクル車っぽいデザインに見えるようになります。前かごチャイルドシートが気になる方は、お子さんが小学生になったら、バスケットに交換してはいかがでしょうか。
次は自転車に後付けで自転車用チャイルドシートを取り付けた場合のメリット、デメリットを考えてみましょう。